シアトル市交通計画(STP)|コミュニティ・パートナーのご紹介と市民の皆様とのエンゲージメント開始のお知らせ

私たちシアトル市交通局(Seattle Department of Transportation, SDOT)は、シアトル市交通計画(STP)の策定において、コミュニティエンゲージメントを始めています。

「ワン・シアトル(One Seattle)とは、すべてのコミュニティが、私たちの街の未来像を描くために、そして、私たちがどのようにその未来像にたどり着くのかについて、発言することを意味します。私たちは、地域コミュニティと良好な関係を維持しているコミュニティベースの組織と提携することにより、コミュニティの声に耳を傾け、私たちのシアトル市交通計画にすべての人の価値観やニーズを反映させたいと考えています。それとともに、この計画は、私たちの交通ネットワークを見直し、安全性、公平性、利便性、機会向上に注目するための良い機会でもあります。シアトル市は、皆様の通勤、愛する人に会うための交通、通学、交通、人とモノの効率的な輸送、公共空間での過ごし方などを見直し、計画を再構築する取り組みに皆様をお招きしたいと思っています。」-Mayor Bruce Harrell

この計画は、私たちの道路と公共スペースの将来について、新たなビジョンを確立するものです。私たちは、シアトルの道路をどのように移動し、楽しむかを皆様と一緒に考えていきたいと思っています。

また、この計画は、皆様のニーズを満たし、人種的に公平で、社会的に公正な交通システム、そして、これは一つの最も重要な側面ですが、目的地に安全かつ効率的に到達できるような交通システムの実現を目指す、市としての、私たちの総合的なコミットメントでもあります。

私たちは、地域コミュニティと良好な関係を維持しているコミュニティベースの組織と提携することにより、コミュニティの声に耳を傾け、この計画がすべての人の価値観やニーズを反映するものにしたいと考えています。私たちは、これらの素晴らしい組織とのパートナーシップを発表できることを、とてもうれしく思っています。


アジア太平洋アメリカ労働者連合:

アジア太平洋アメリカ労働者連合(The Asian Pacific American Labor Alliance, APALA)、アメリカ労働総同盟・産業別組合会議(American Federation of Labor and Congress of Industrial Organizations, AFL-CIO)、シアトル支部は、シアトル市交通局と提携できることを嬉しく思っています。私たちは、シアトル市民だけでなく、労働者階級の人々も含めた計画プロセスを思い描いています。都会で働く人の多くは、勤務地の近くに住んでいないので、公共交通サービスを利用しています。生活費の上昇により、労働者が、市外に移転しなければならないケースも増えています。私たちは、コミュニティや労働パートナーと協力し、シアトル市の発展に伴い移転を余儀なくされている有色人種労働者や、社会から取り残されたコミュニティの声を取り上げていく予定です。信頼性が高く、低価格の公共交通サービスは重要で、コミュニティの人々が、いつでも生活に必要な移動をすることを可能とする手段を確保することが必要です。」-APALAシアトル支部長のユーニス・ハウさん。


セントラル・エリア・コラボラティブ(Central Area Collaborative):

「セントラル・エリア・コラボラティブの戦略的ビジョンには、エコ地域(EcoDistrict)の枠組みが組み込まれており、有色人種のコミュニティが対象からはずされたり、それが当然であるように扱われることは避けられています。気候保護という大きな命題のもと、私たちは交通の分野で私たちの声とコミュニティのニーズを前進させるために、このプロジェクトと協力することを選びました。コミュニティ、代言者、そしてエコ地域の中心となる実践者として、私たちのBIPOC(黒人、先住民、有色人種)のコミュニティが、これまで進めることができていなかった政策、慣行、対話を、私たちが支援できるようになることを楽しみにしています。これは、公平な形で話し合いの席につき、敬意を持って自分達の声を聞いてもらうことができる素晴らしい機会となるでしょう。」-デニス・コマー、セントラル・エリア・コラボラティブ、エグゼクティブ・ディレクター


ドゥワミッシュ・バレー・サステイナブル・アソシエーション(Duwamish Valley Sustainability Association, DVSA):

DVSAは、「私たちの組織の中心は若い人たちで、彼らは私たちのプロジェクトの主役です」と説明しています。写真提供:DVSA。

「DVSAは、若い人たちを対象に、コミュニティ参加型のトレーニングを行うことで、彼らの能力を向上させ、シアトル市交通計画の策定過程の中で、ドゥワミッシュ・バレーのコミュニティの声を反映させることができるようになります。私たちのコミュニティとともに、私たちが直面している問題の解決策を構想し、この重要な計画に提言することにより、私たちのコミュニティの持続的発展に寄与していきます。」-ドゥワミッシュ・バレー・サステナビリティ・アソシエーション


キング郡シアトル市のクメール人コミュニティ:

「キング郡シアトル市のクメール人コミュニティ(Khmer Community of Seattle King County, KCSKC)は、SDOTのシアトル市交通計画に対して、私たちのコミュニティ・メンバーが、お互いに尊敬し、対話的で、豊かな方法で、クメール人/カンボジア人コミュニティの視点を提供する機会を得たことに感謝しています。私たちは、クメール文化を中心に据え、関係構築を優先し、クメールの年長者と若者の幸福に投資する革新的なコミュニティエンゲージメントアプローチを実践できることを楽しみにしています。既存のプログラムに市民参加を取り入れることで、私たちの能力と、クメール人コミュニティへの影響を最大限に高めることができると思います。」-キング郡シアトル市クメール人コミュニティ(KCSKC)


レガシー・オブ・エクイティ・アンド・オーガナイジング(Legacy of Equality Leadership and Organizing, LELO):

「このプロジェクトに参加し、これまで市の決定やプロセスから取り残されてきたコミュニティの声を取り入れるという市の取り組みに貢献できることを楽しみにしています。交通手段は、私たちの対象としている労働者階級の人々、特に低所得者、女性、移民、難民にとってとても重要な問題です。このような人々の懸念や意見は重要であり、私たちの市の交通システムの継続的な改善の発展に貢献することができます。このような機会を与えていただき、ありがとうございます。」- シンディ・ドミンゴ、LELO


スマッシュ・ザ・ボックス(Smash the Box):

スマッシュ・ザ・ボックスは、ワシントン州シアトルを拠点に、様々な分野にまたがるコミュニティ主導型の都市計画・設計事務所です。私たちは、公平性と健康という点に重点を置いています。


ウィー・ビカム・アンド・シー・ポテンシャル(We Become and Sea Potential)

「ウィー・ビカム・アンド・シー・ポテンシャルは、シアトル市南部の若者たちが地域の未来を思い描き、アートとバーチャルリアリティを通じて、自分たちの言葉で創造的にビジョンを表現する場を共同制作しています。都市におけるモビリティと移動は、仕事や緑地へのアクセス、コミュニティとのつながり、そして全体的な福利にとって基本的なものです。若者たちは、今日の政策で作られた未来を受け継いでいるのですから、彼らの声が計画プロセスの中で増幅されるのは当然です。気候や都市状況が変化する中で、より公平で公正な交通システムを生み出す可能性を秘め、どんなアイデアや可能性が出てくるか楽しみです。」 -エミリー・ライト、ウィー・ビカム(We Become)創設者と、エボニー・ウェルボーンとサバナ・スミス、シー・ポテンシャル(Sea Potential)共同創設者


エステリタズ・ライブラリー(Estelita’s Library):

「エステリタズ・ライブラリーは、社会正義に基づくコミュニティの図書館と書店を兼ねていて、私たちの中で最も社会から取り残されてきた人たちの意気を高め、癒し、必要を満たす目的で図書、アート、文化、コミュニティをまとめる役割をしています。私たちのコミュニティが、私たちの共同の未来に対して発言できる機会を得ることに感謝し、光栄に思います。コミュニティの知見を活かしながら、学びと行動の場を提供できることを嬉しく思っています。私たちの目標は、コミュニティと関わりを持つことを通じて、学習と教育が永続的な変化のメカニズムになるようなフレームワークを展開・活用することです。このように、コミュニティの声や意見に注目することは、今回のみの取り組みにとどまらず、今後の発展や計画のための持続可能な道筋として、コミュニティ教育の中核になると考えています。」- エステリタズ・ライブラリー

STPを共に展開させる中で、私たちは次のことを行います:

交通ビジョンの再構築のために、あなたの声に、共同して耳を傾けること。

シアトル市の交通システムには、道路、歩道、橋、階段、バス、パス(小道)、トレイル、路面電車、列車、フェリー、 自転車レーン、横断歩道、ストリート・カフェやベンチなどの公共スペースなど、様々なものがあります。一緒にこの問題の答えを考えましょう。この交通システムが、あなたのニーズを満たすことができるようにするには、どのようにすれば良いでしょうか?

STPは、私たちがあなたから見聞きしたことを反映し、シアトル市の交通システムの将来像を示すものとなります。私たちは、これまで、将来の交通システムを形成するための交通計画の話し合いの席についていなかった人々と関係を築き、その声に耳を傾けます。その人々には、交通手段へのアクセスにおいて最も深刻な不平等を経験し続けている人々- 黒人、先住民、有色人種コミュニティ、貧困状態で生活している人々、移民、家庭で英語を話さない人々、若者、高齢者、障害者などが含まれます。

まず最初に、人のための計画を考えたいと思っています、これは、シアトル市であなたにとって一番大切な場所とあなたをつなげることです。あなたにとって一番大切な場所には、例えば、職場、学校、近所のスーパー、公民館、大切な人の家、集会所などが含まれます

STPを通じて、私たちは、交通システムが、私たちの生活、移動、連絡、繁栄に重要な役割を担っていることを認識することになるでしょう。STPは、効率的、安全、人間中心の交通システムを構築するための指針となります。この交通システムは、あなたに喜びと安心感をもたらし、あなたにとって最も重要な場所に行く方法に関する選択肢も含まれます。

私たちの確固たる価値観に立脚しながら、その時々に応じた包括的なエンゲージメントで、集合的なビジョンを確立していきます。

STPは、計画プロセスの基礎となるSDOTのビジョン、ミッション、価値観、目標に基づいたもので、 シアトル市の既存の計画や総合計画更新(Comprehensive Plan Update)を基に作成されます。同時に、この計画は、気候、公平性、安全性に関する緊急のニーズに対応し、最も困難な課題に対して大胆な解決策をもたらし、コミュニティの要望を反映して、包括的なビジョンを確立します。

私たちに参加してください。